人を思う気持ちを一番大切にしています。

2.自宅で(葬儀の手配)

1.ご逝去
2.自宅で(葬儀の手配)
3.斎場で(お通夜・葬儀・告別式)
4.火葬場で
5.自宅(斎場)に戻って
6.葬儀後にすること

自宅で(葬儀の手配)

 ご遺族が行うこと   葬儀社に任せられること
ご遺体を安置します

ご遺体を安置し、枕飾りをし、焼香台を設置します。菩提寺の宗派がわかれば、これらは葬儀社の係員が代行してくれます。枕飾りが整ったら、順次焼香します。

●ご自宅にご遺体を迎える準備

急なご逝去の場合は、ご遺体を迎える自宅の準備ができていません。 そこでご遺族はタクシーなどで病院から寝台車より一足先に帰宅し、 ご遺体を安置する部屋を片づけ、安置する布団や着物(新しい浴衣など)を用意しておく必要があります。

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喪主を決めます

お通夜・葬儀を円滑にとり行うために喪主を決めます。 喪主は世帯主・配偶者が一般的ですが、高齢などの場合は長男・長女などがなることもあります。葬儀後も年忌法要などの供養を行う人がよいでしょう。

住職の予定を確認します

菩提寺に連絡し、お通夜・葬儀・初七日法要の日の都合を確認しておきます。 僧侶の人数や送迎方法、戒名についても相談しておきましょう。また、寺院に心当たりのない場合は、葬儀社が紹介してくれます。

●菩提寺がない場合

菩提寺がない場合は一般に、葬儀社に紹介された寺院に頼んで仏教形式で葬儀を行うか、無宗教形式で行うかになります。無宗教葬は花祭壇やオリジナル祭壇を設け、読経の代わりに音楽を演奏したりします。葬儀社に要望を伝え、相談しましょう。

斎場などを決め、関係者に訃報連絡をします

会葬者の人数や予算によって式場の大きさが違ってきます。 また斎場の空き状況、僧侶の人数やスケジュールを確認するほか、交通の便も考慮にいれ、すべて調整しながら決めますので、 葬儀社に委ねながら進めていくとよいでしょう。 お通夜の日時、葬儀の日時、斎場が決まったら、会葬者、町内会、勤務先、通学先などに連絡します。 連絡リストを事前に準備しておくと、連絡漏れを防げます。 リスト作りには年賀状や亡くなられた方の持っていた住所録をもとにするとよいでしょう。 近所の方にお手伝いいただける場合には、直接出向いて挨拶しておきましょう。

●葬儀日程の決め方

通常は、ご逝去された日の翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式という日程が多いようですが、日柄や僧侶の都合、火葬場の予約状況を確認する必要もあります。 なお、火葬場は友引や年末年始にかけて休みのところが多いようです

死亡届を出し、火葬許可証を受け取ります

市町村役場へ出向いて死亡届(※注1)を出し、火葬許可証をもらいます。役場では年中無休で24時間受け付けてもらえます。 なお窓口では、死亡届に捺印した印鑑(認印でよい)が必要となります。これらは葬儀社に代行してもらえます。

(※注1)死亡診断書の半片。死亡した日から7日以内に、死亡した土地の市町村役場に提出します。また本籍地と現住所が異なる場合には2通必要な地域もあります。

分骨を希望する場合

火葬許可証は埋葬許可証と同じ紙です(「埋葬許可証」という名前になっています)。 つまり火葬後、火葬場の人が裏書きしてくれると、埋葬許可証になるわけです。 埋葬許可証は通常、1枚しか発行してくれませんので、1ヶ所にしか埋葬できないことになります。 分骨を希望するときは火葬許可証取得前に葬儀社の人に分骨したいと伝えておきましょう。

葬儀内容を打ち合わせします

決定した日取りをサイド住職に連絡します。僧侶の人数、送迎方法なども確認しておきましょう。 世話役(※注2)、弔辞人、葬儀内容、予算、費用の捻出方法などについて、あらかじめ親族内で決めておきます。 弔辞を読んでいただきたい方がいれば早いうちに依頼します。 また、世話役や勤務先関係者、近隣関係者と打ち合わせをし、受付や会計、案内、接待係などの役割分担を決め、担当する方に依頼します。 葬儀の内容(葬儀の規模や祭壇、手配方法、費用など)については葬儀社と打ち合わせ、決定していきます。このときに、遺影にする写真を葬儀社に渡します。 葬儀の内容が決定したら、見積書を葬儀社からもらっておきます。見積書の内容には、その範囲まで含まれているのかを確認し、あらかじめ希望の 価格があれば伝えておくのがよいでしょう。

(※注2)葬儀のときに雑事全般を担当し、葬儀社や関係者との打ち合わせをし、葬儀の円滑な運営を図る役目です。 親戚などの近親者に頼むのが一般的です。

●遺影にする写真

顔が正面を向いてはっきり写っている写真を選び、葬儀社に渡します。
遺影写真は、何人かで写っているものでも、フィルムでもプリントでも、白黒でもカラーでもかまいません。
現像や画像の加工などに時間がかかるので、早めに2~3枚、候補写真を渡します。

費用を用意します

現金で必要になる費用(お布施や交通費、関係者への心付けなど)、後で支払えばよい費用(葬儀費や飲食費など)があります。 香典で充当できないと予測される金額を多めに見積もって用意しておきます。

会葬礼状(返礼品)、料理、車、供花、供物、花環、死亡広告の手配をします

会葬礼状は足りなくなると失礼になりますので、予想される会葬者の人数より多めに手配します。 印刷には時間がかかるので早めの手配が必要です。 なお、印刷する家紋はきちんと確認しておきましょう。 当日に返礼品を渡す場合は、会葬御礼と香典返しの2種類になります。 また、通夜ぶるまい、昼食、精進落しなどの料理とお酒も手配します。 精進落し、火葬場までの車の手配は、親戚などの人数をあらかじめ確認しておきましょう。 次に、供えていただく方と相談し、祭壇に何をいただけるかきめ、供花・供物、花環の手配をします。 供花や花環などは、統一されたものになりますので、あらかじめ葬儀社との打ち合わせが必要になります。 配置の順番も考慮にいれましょう。 これら、一連の行程は葬儀社が代行してくれます。 なお、亡くなられた方のつきあいが広範囲な場合は新聞の死亡広告を手配します。掲載まで数日かかる場合もあるので、 早めに葬儀社に依頼しましょう。

式服を用意します

家族の分も含め、式服を用意します。式服は互助会や斎場などで用意しているところもありますので、まとめて借りることもできます。 また、親戚など、遠方からの会葬者の宿泊が必要な場合もありますので確認しましょう。

ご遺体を棺に納めます

斎場への移動の前にご遺体を棺に納めます。納棺といい、僧侶に枕経を上げてもらい、葬儀社の手伝により、ご遺体を棺に納め、斎場に移動します。

●斎場へ移動する前に

斎場に移動する前に自宅へ届いた弔電や、香典、火葬許可証、心付けなどの持ち物を確認し、 亡くなられた方に持たせたいもの(タバコや本、洋服など)を準備します。 また、ご自宅の留守中の対応の仕方も確認しておきましょう。

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